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日刊食品通信
2015年8月4日

7月のビール類販売、悪天候で在庫捌けず


梅雨明け以降は実需も回復基調

 本紙が推定した7月のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同月比95.8% と2ヶ月ぶりのマイナスとなった。実需を上回る6月下旬の出荷による在庫が、7月上旬の天候不順で捌けなかったのが主因。カテゴリー別にはビールが同96.5% で4ヵ月ぶりのマイナス、新ジャンルは同95.3% で2ヶ月ぶりのマイナス、発泡酒も同94.5% で4ヵ月ぶりのマイナスだった。3 カテゴリー揃ってのマイナスも4ヵ月ぶり。構成比は、ビールが53.0%( 前年同月52.6%)、新ジャンルが33.6%(同33.7%)、発泡酒は13.5%(同13.7%)だった。

  一方1〜7月累計は前年同期比98.3%。6月時点から0.5 ポイントの後退だった。ビールは同98.0% で0.4P 後退、新ジャンルは同94.9% で0.1P 改善、発泡酒は同108.6% と「プリン体0・糖質0」効果が続くも3.2P の後退。構成比はビールが49.3%(前年同期49.4%)、新ジャンルが35.8%( 同37.1%)、発泡酒は14.9% (13.5%)だった。

 

  梅雨明け以降は猛暑続きで実需が回復、8月は前年が約8% のマイナスとハードルが低いだけに、プラスが確実視されている。

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