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日刊食品通信
2017年11月16日

明治、イノベーションセンターを披露


200億円投じ乳業と製菓の研究機能統合

 明治は15日、新研究所「明治イノベーションセンター」を披露した。

 現在、明治の研究所は神奈川県小田原市と埼玉県鶴ヶ島市にあり、小田原では乳・乳製品を中心に、鶴ヶ島では菓子を中心に研究開発を行っている。今回、これらを東京都八王子市に移転・集約し、商品開発研究、基盤研究、生産技術研究、品質科学研究など、明治が保有する全ての研究開発機能を統合する。投資額は約200億円。

  会見で川村和夫社長は、「明治2026ビジョンや経営目標『健康な食生活』を達成し、さらなる成長を遂げるためには、連続的イノベーションが不可欠。その基盤として『明治イノベーションセンター』を設立した」と説明。「世界の食品会社の中でも優位性をもつ事業を推進したい」と強調した。新研究所は、「食イノベーション 〜明治じゃないとできないことを〜」がコンセプト。明治のイノベーションを担う拠点として、研究開発に関する社内外の知見・技術を結集し、「知」の融合を図るとともに新たな価値を共創する。また、世界市場を視野に入れた商品価値を創造・実現し、世界の食品業界の中でも優位性・影響力を有する研究所を目指す。 

 

 〈概要〉所在地=東京都八王子市七国一丁目29番1▽敷地面積=4万452㎡▽延べ床面積=3万6,829㎡。

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