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日刊食品通信
2017年11月15日

10月のアイス5%減(本紙調)


3ヵ月連続の天候不順で累計も前年並みに

  10月のアイスクリーム売上高は、5%程度前年を下回った。9月以降も雨空が続き、特に下旬は2週連続で週末に台風が上陸。極端に天候に見放された月となった。一方、前年同月のベースが高かった(6%増)にもかかわらず5%のマイナスにとどまったことは、需要の底堅さを示している。また、4月からの累計も、3ヵ月連続の天候不順を受けて貯金を取り崩したが、0.5%程度前年度を上回った。10月の各社実績は次の通り。

 ロッテアイスは5%減。「雪見だいふく」が3%減。「爽」が5%増。「クーリッシュ」が3%増、「モナ王」は8%減。「レディーボーデン」が7%減。「ガーナ」が16%減。「バニラバー」が20%減。「ハーシー」が13%減。「ドール」が23%減。江崎グリコは5%減。「パピコ」が5%減。「牧場しぼり」が17%増。「アイスの実」が20%減。「ジャイアントコーン」が8%減で“大人”シリーズを併せると20%増。「パナップ」が6%減で同10%増。マルチでは330円層とOP計で12%減、420円層が20%減、500円層はアイテム減で前年を割った。森永乳業は3%減。「ピノ」が5%減、CVSに導入された「モウ」が40%増。「パルム」が3%減。ハーゲンダッツが3%増。“ほうじ茶ラテ”“安納芋”がヒットした「ミニカップ」が微増。「クランチークランチ」「マルチ」が新商品効果で2ケタ増。「クリスピーサンド」は前年並み。明治は7%増。「エッセル」は29%増。再発売した“スイーツ”は、発売週、翌週で単品売り上げトップとなった。今後も中価格帯商品として定着を図る。

▼以下略

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