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日刊食品通信
2017年11月14日

10月の大手5社しょうゆ出荷量、1.0%減


業務用は堅調、家庭用PET減少など響く

 本紙集計による、しょうゆ大手5社(キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、ヒガシマル、マルキン)の10 月しょうゆ出荷量(自家消費除く)は、2万9,989kl、前年同月比1.0% 減となった。

  10 月は、前年比で稼働日が1日多かったものの、全体の出荷量は減少。業務用カテゴリーは堅調に推移しているが、家庭用PET 製品の減少や出荷の月ズレが響いているようだ。家庭用カテゴリーは、PET 製品が減少しているが、鮮度容器タイプの製品は引き続き好調に推移している。

  1〜10 月の累計出荷実績は、30 万2,513kl、前年同期比0.1% 減と、ほぼ前年並みで推移。業務用カテゴリーは前年に引き続き好調に推移しているが、家庭用カテゴリーは鮮度容器タイプを除いて苦戦。11 月以降、ホットメニューの導入加速から業務用カテゴリーでの加工用しょうゆ需要が高まる。今後の天候状況や、野菜価格の動向に注視していきたいところ。また、家庭用においては鮮度系製品の更なる拡大に期待したい。

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