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日刊食品通信
2017年11月13日

10月の流通菓子出荷、1%減(本紙調)


チョコは前年上回るもののビス、キャン苦戦

 日刊経済通信社調べによる10月の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で前年比99%となったようだ。8、9月が菓子類にとっては気候に恵まれたこと、秋季新商品の一部発売が始まり初動が例年以上に順調にきていたものの、10月は長雨による食品スーパーなど小売業の週末の客足の伸び悩みが影響。各社の秋季新商品や一部出荷の始まった冬季限定品は順調で、引き続きソリッド系チョコレートは伸長。ハロウィン関連商品はメーカーにより差が出たものの、微増〜115%と好調に推移した。スナック菓子の主力のポテト系が北海道産馬鈴しょの新じゃがを使用した商品出荷で2ケタ伸長と好調に推移している。

 チョコレートはトータル102%と推定。ソリッドチョコは106%。ハイカカオ、機能系は120%と引き続き伸長。ナッツ系は105%。アーモンド、マカダミアとも、ボックス、大袋とも堅調。センターは100%。チョコスナックは95%、大袋商品96%といずれも低調。ビスケットは単月98%。ソフトビスケット・クッキーは100%。ハードビスケットは96%。クラッカー系99%、半生系は100%。キャンディは合計98%。ハードキャンディ90%。のど飴、フルーツ系とも低調。ソフトキャンディは98%。キャラメル96%。グミキャンディ104%と唯一健闘するも底上げにはつながらなかった。スナック菓子は100%と推定。ポテト系は105%。生ポテトチップス105%。成型ポテトは100%、シューストリング98%。コーン系は96%、パフ98%、チップ92%。小麦粉系98%。その他90%。チューインガムは97%。デンタル系98%、エチケット系98%、小粒板ガム90%。

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