サンヨー食品は30 日、15 年秋冬商品戦略説明会を本社で開催。業界初でめん、スープともノンオイルを実現したノンフライ袋めん「サッポロ一番　グリーンプレミアム　０（ゼロ）」（写真左側、９月14 日発売）などを披露し、篠原幸治執行役員マーケティング本部長は「消費者起点で新しい価値を提案していく。『サッポロ一番』ブランドがこれからも長く愛され続けるため、世代ごとのニーズに応じたラインアップで需要を取り込んでいきたい。まずは新商品でノンフライ袋めん市場のシェア３割を目指す」などと語った。

 　篠原執行役員は開発背景について「年齢とともに食に対するし好は変化する。健康意識、ライフスタイル、味覚感度が変わるからだ。近年の市場動向を分析すると、若い世代はフライめんを好み、中高年層はノンフライめんを支持する傾向にある。『グリーンプレミアム』は後者をターゲットにした商品。上質感あるノンオイルのスープは有力食品メーカー２社との戦略的提携で実現した」などと説明した。また、鍋スープとラーメンがセットになった「サッポロ一番　みそラーメンが鍋になりました」と「同　塩らーめんが鍋になりました」（10 月５ 日発売）も目玉商品。

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