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日刊食品通信
2017年10月25日

明治、油脂市場に新カテゴリー提案


「スプレッタブル バターの新しいおいしさ」

 明治は24日、「明治スプレッタブル バターの新しいおいしさ」(写真)を発表。バターやマーガリンなどの油脂市場に新たなカテゴリーを提案する。

 「スプレッタブル」は、“パンにぬりやすい”“料理につかいやすい”を表す「スプレッド」と、“食卓においしさ・楽しさ”を表す「テーブル」を併せた新たなカテゴリー。海外では、国によって定義は異なるものの、バターに植物油脂を混練し、ぬりやすくした商品の総称を「スプレッダブルバター」と分類。製造工程でトランス脂肪酸を生成させる部分水素添加油脂を使用しない商品が多く、米国のスプレッダブル市場は、2013年の部分水素添加油の規制案の発表や、15年の部分水素添加硬化油の規制を3年後に開始するとの発表など、トランス脂肪酸に関する規制や公表を契機に拡大している。米国の15年度スプレッダブルバター市場は121万2,000tで、06年度の69万2,000tから10年間で1.8倍に成長しており、バターとマーガリンを併せた規模に達している。

 一方、国内の油脂市場は、バターが生乳の需給問題もあり横ばいで推移する中、マーガリンは油脂忌避やトランス脂肪酸に対するネガティブな情報等のためダウントレンドで推移。

▼以下略

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