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日刊食品通信
2017年10月24日

今夏の流通菓子出荷、1%増(本紙調)


チョコけん引、ハイカカオ・機能性2ケタ増

  日刊経済通信社調べによる今夏(7〜9月)の流通菓子出荷実績(金額ベース)は、合計で101%の微増となったようだ。7月が梅雨明け前の猛暑と豪雨でチョコ、ビスケットなどほぼ全品目低調に推移したが、8、9月は比較的気温が上がらなかったことと残暑の影響がなかったことでチョコ、スナック菓子が伸長し、全体の底上げとなった。

 チョコレートはトータル102%と推定。ソリッド系は106%。ハイカカオ、機能性チョコは2ケタ伸長と好調を持続。ナッツ系は105%。アーモンド、マカダミアとも堅調。チョコスナックは96%。定番・ロングセラー品の苦戦が響く。大袋・ファミリーパックは98%。ビスケットはトータル97%。うち、ソフトビスケット・クッキーは96%。定番品は堅調なものの、期間限定品の減少が影響。ハード系は特売頻度が減少したことで93%と苦戦。クラッカー系は99%。半生は97%。

 キャンディはトータル100%。ハードキャンディは95%。主力の「のど飴」が低調、ミルク、フルーツ系も苦戦。ソフトキャンディは101%、キャラメル95%。グミキャンディは105%。一時期ほどの伸びはないものの、こども向けグミが好調。スナック菓子は102%。ポテト系はトータル105%。チップスは107%。県産馬鈴しょの収穫が順調なことと販売休止商品の再開などで増勢。成型は104%、スーストリング96%。コーン系は99%。うちパフは102%、チップ97%。小麦系は98%と苦戦。チューインガムは96%と推定。デンタル系は98%。スティックは堅調。ボトルは前年割れ。小粒板ガム92%。

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