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日刊食品通信
2017年10月19日

オタフクソース前9月期、売上高は微増


キャベツ高騰で上半期マイナス

 (広島)オタフクソースは17日、広島市内のホテルで「2017年度お多福グループ近況報告会」を開催。仕入先企業など約380名が出席した。佐々木直義社長(写真)が前9月期業績と今期の方針を以下の通り発表した。

 オタフクソースの前期売上高は229億4,100万円で前年比0.6%増、経常利益は10億円。昨年10月中旬から春先までキャベツ価格が高く、上期はマイナスで推移、第3四半期以降プラスに転じた。うちソースが134億円(前年比1.5%減)、食酢27.5億円(1.5%増)、関連材料44.5億(4.1%増)、たれ15.3億円(0.3%減)、その他8億円(21.0%増)。家庭用が115.3億で微増、業務用は1.1億増の113.9億円だった。地域別では西日本は軒並み好調、東は1.4%増だが思う伸びには届かず。海外は台湾・香港の販売が高伸長した。容器別の販売量では、5年前比でパウチが1.4倍、業務用のポリ・ロールが33.8%増、1000Lのバルクが19.4%増、ペットが0.6%減、主力の家庭用の小容量ボトルが7.5%減となっており、家庭用の減少を業務用がカバーする格好。

 今期は基本方針の1つとして「Easy to Cook&Fun to Make」を掲げる。世帯の人員数が減少するなか、小容量、簡便、個食対応等に取り組みつつ、家族団らんなどお好み焼の持つ良さを広めていく。

▼以下略

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