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日刊食品通信
2017年10月18日

9月のアイス2%減(本紙調)


昨年のベース高く天候不順も追い討ち

  9月のアイスクリーム市場は、2%程度前年を下回った。昨年が18%増と極めてベースが高く、初旬から中旬にかけて気温が低かったこともマイナス材料。しかし、下旬には天候が回復したことで後半は急速に持ち直した。

 昨年9月は好天に恵まれ、各メーカーともに出荷調整や販売期間の前倒しを行ったが、今期もアイテムによっては昨年実績をクリアしている。2%減は大健闘というべきだろう。各社実績は次の通り。

 ロッテアイスは2%増。「爽」が5%増、「クーリッシュ」7%増、「モナ王」は6%増、「雪見だいふく」が2%減、「レディーボーデン」が5%増、「バニラバー」が3%増、「ハーシー」が1%減、「ガーナ」が3%減。江崎グリコは前年並み。「パピコ」が3%減で“大人シリーズ”を含めると2%減、「ジャイアントコーン」が10%減で“大人シリーズ”を含めると4%増、「牧場しぼり」が27%増、「アイスの実」が11%増。マルチでは330円層とOP計で2%減、420円層が昨年(40%増)の反動で19%減、アイテム減の500円層は前年割れとなった。森永乳業は4%増。「ピノ」が15%増、「パルム」が7%増、「モウ」が5%増。ハーゲンダッツは5%減。マイナスは昨年のベース(37%増)が極端に高かったためだが、主力の「ミニカップ」「クリスピーサンド」は前年をクリア。「マルチ」「クランチークランチ」はマイナス。明治は9%減。昨年45%増だった「エッセル」は19%減で、このうち“バニラ”が7%減、“抹茶”が7%減、CVSに採用された“チョコクッキー”が36%増。「ゴールドライン」は11%減。「うずまきソフト」は3%減。「角10棒」が6%減。

▼以下略

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