日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2017年10月16日

ニチレイL、「事前予約システム」運用開始


物流センターでのトラック待機問題を緩和へ

  ニチレイロジグループは、トラック待機問題の緩和・解消を図るため、「トラック事前予約システム」の運用を26日から開始する。同社グループのロジスティクス・ネットワークの杉戸物流センター(埼玉県北葛飾郡)と同・大阪埠頭物流センター(大阪府大阪市)への導入を皮切りに、順次導入センターを拡大していく。

 トラック待機問題とは、物流センターでスムーズな荷下ろしや積み込みができないためドライバーが長時間待機・拘束されている問題で、社会的な課題となっている。原因の一つとして、物流センターに到着した順番で入出庫の対応を行っていることが挙げられる。一方、物流センターでは、朝などトラックが集中する時間帯は処理能力を超え、トラック待機が発生している。さらに、何時にどこの運送会社が何を積む(積んでくる)のか分からないため、事前調整が困難な現状がある。

 今回導入する「トラック事前予約システム」は、物流センターごとに設定された時間帯別の入出庫可能枠に対して、トラック側が入出庫の希望時間を予約できるもの。順番確保のための待機が不要になるほか、トラック側から積荷明細を物流センター側に事前送付することで、従来トラック到着後に行っていた運送会社の照合、オーダーの照合を事前に実施することができ、到着からトラックバースへの誘導をスムーズに行うことができるようになる。

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ