本紙調べによる６月の発酵乳販売実績は8.6% 増となった。ドリンクタイプが24% 増と引き続き市場を牽引したほか、プレーンやハードタイプも好調な伸びをみせた。プレーンを使ったレシピがメディア等で取り上げられたことも後押しし、発酵乳市場全体が活況を呈している。カテゴリー別では、ドリンクは24% 増、ハードは７% 増、ソフトは５% 減、プレーンは13% 増となった。

 　明治は12% 増。「ブルガリア」は５% 増。このうち「プレーン」は８% 増、４連は前年割れ、「テトラトップ900」「同480」は２ケタ増と伸長。プロバイオ系ドリンクは20% 増。「LG21」は「ドリンク」はほぼ前年並み、「ハード」は割れ。「R−1」は「ハード」が８% 増、「ドリンク」は20% 増となった。ハードは２ケタ増、ソフトは前年割れ、プレーンは８% 増、ドリンクは25% 増。

 　雪印メグミルクは10% 増。「恵」ブランドはプレーンは15% 増。このうちスタンダードは10% 増、脂肪ゼロは28% 増。「ガセリ」３個トータルでは前年割れ。ガセリドリンクタイプも前年割れ。４P は前月に引き続き好調。「牧場の朝」は５% 増、「毎日骨太」は前年並み、「Fe」は５% 増。

 　森永乳業は７% 増。「ビヒダス」プレーンは16% 増と伸長。スタンダードは13% 増、脂肪ゼロも22% 増となった。4P はフルーツが振るわず５% 減と苦戦。アロエ群は前年割れ。「ドリンク」は大きく成長。「パルテノ」はギリシャ風ヨーグルト市場の広がりと、新アイテムが増えたことから40% 増となった。「ラクトフェリン」は25% 増となった