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日刊食品通信
2017年10月12日

9月の大手5社しょうゆ出荷量、前年並み


 本紙集計による、しょうゆ大手5社(キッコーマン、ヤマサ、ヒゲタ、ヒガシマル、マルキン)の9月しょうゆ出荷量は、3万1,409klと前年並みの着地となった。9月は、メーカーによって出荷量の増減にバラつきがあり、全体で前年並みの出荷実績に。カテゴリー別では、業務用カテゴリーは一部料飲店向けなどが苦戦したものの、全体では比較的好調に推移。家庭用カテゴリーでは、近年の伸長カテゴリーである鮮度系製品が好調に推移しているようだ。

 1〜9月の累計出荷実績は、27万2,524klと前年並みの数値。10月以降は、ホットメニューの導入だ進むため、業務用カテゴリーでの加工用しょうゆ需要が高まる。今後の天候状況や、野菜価格の動向に注視していきたいところ。また、家庭用においては鮮度系製品の更なる拡大に期待したい。

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