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日刊食品通信
2015年7月16日

6月の首都圏酒類卸商況、5%増


発泡酒2ケタ増、焼酎甲類は久々のプラス

 6月の首都圏酒類卸の商況は、平均で前年比約105% と好調だった。営業日が1日多かったことや前年の消費税増税前後の仮需による影響が解消したことなどが要因とみられる。

  カテゴリー別には、ビールが同約102%、発泡酒同約119%、新ジャンル同約97% となり、発泡酒が大幅に増加した。清酒は同約105% で、家庭用紙パック商材のほか、引き続き特定名称酒が動いた。焼酎甲類は同約100% となり、仮需反動月以外では久しぶりのプラス。季節商材である35 度の梅酒漬け込み用アイテムも寄与した。乙類も同約101% と前年をクリア。

 

  洋酒類も好調で、ワインは同約103%。伸び率は落ち着いているものの、さらに数字を広げた。ウイスキーは同約120%、各卸おおむね2ケタペースで推移。「父の日」需要もあり国産ハイクラス商品が動いたほか、ボリュームゾーンも引き続き順調。新商品の「ブラックニッカ ディープブレンド」も貢献した。RTD は2ケタ増と続伸。サントリースピリッツの「-196℃」やキリンビールの「氷結」「本搾り」など各メーカーの基幹ブランドが好調だったことに加え、宝酒造の「ゼロ仕立て」、サッポロビールの「極ZERO CHU-HI ゴクハイ」などの新商品が寄与した。

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