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日刊食品通信
2015年7月15日

日東ベストの大沼社長、事業概況語る


山形工場(ハンバーグ・ハムカツ)順調

 日東ベストの大沼一彦社長(写真)は14 日、都内のホテルで記者会見を行ない、前3月期決算概要と今第1四半期の販売概況などを説明。特に、昨秋稼動した山形工場(ハンバーグ・ハムカツ) の現況について「生産高は月間4億円、年間で50 億円規模を見込んでおり、計画通りで安定推移している」と語り、生産余力を残している同工場の今後については「ビジョンを策定する委員会を立ち上げ、既存工場の再編を含め、活用方法を検討している。今年10 月をめどに策定し次期中期計画に盛り込む」方針を示した。会見には内田 淳会長、山本時夫常務営業企画部長、鈴木清信取締役商品企画部長も同席した。

  前3月期は冷凍食品、日配食品、缶詰部門とも増収となったものの、畜肉原料の急激な相場高騰、円安進行で利益面では厳しい結果となった。主力の冷凍食品部門は、畜肉フライ品や袋入り畜肉調理品が増加したことで、売上高は400 億5,000 万円(前年比105%)。特にトンカツや山形豚を使用した焼肉丼などが惣菜、外食向けに好調だった。販売分野別では、給食向けが前年比103%。学校給食は微減したが、病院・介護施設、産業給食、給食弁当分野が伸びた。惣菜向けは107%。全般に商品導入が進み拡大した。外食向けは107%。新規開拓が奏功した。分野別の売上構成比は、給食30%、惣菜45%、外食25%。

 

▼以下略

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