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日刊食品通信
2017年6月13日

サントリー九州熊本工場、飲料ライン再稼働


「九州エリアの強化図る」(小郷社長)

 (熊本)サントリー食品インターナショナルは、サントリー九州熊本工場(熊本県上益城郡)で飲料製品の製造を本格的に再開する。熊本地震後操業を停止していたが、4月末に缶商品の製造ラインを再開し、13日からは「阿蘇の天然水」などPETボトルの製造も開始する。小郷三朗社長は、「再開にあたり新たにラインを増強。より消費者のニーズに応え、九州エリアを強化していきたい」と話した。

 サントリー九州熊本工場は、サントリーグループで唯一のビールと飲料を生産するハイブリッド工場。「名水の地」と知られる熊本県嘉島町に位置し、ビールや新ジャンル、飲料を生産し、九州、沖縄、中国地方に向けて出荷している。昨年4月の熊本地震で生産設備が損壊し操業を停止していたが、生産設備の復旧に取組み、昨年末からビールの生産・出荷をスタートし、このほど飲料製造も再開となった。缶ラインは4月末から開始(写真)し、PETは13日に「阿蘇の天然水」から順次生産を開始し、9月19日から発売する予定。

 橋本 猛工場長は、「PETボトルラインは損壊が激しかったが、製造を再開するにあたり、よりニーズに応えた対応を行うための新ラインを設置し、ようやく稼動にこぎつけた」と説明。新PETラインは、炭酸・非炭酸兼用のアセプティックラインで、「天然水」「BOSS」、茶系飲料などを生産する。

▼以下略

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