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日刊食品通信
2017年6月6日

ミツカンG前2月期、減収大幅増益


国内事業の食酢、ぽん酢、鍋つゆは増収

  ミツカングループは5日、2017年2月期の決算概要を発表、売上高2,334億円、6.1%減、経常利益140億円、193.9%増と減収大幅増益となった。16年度の売上高は約151億円減収、6.1%減だった。減収要因は国内事業の食酢、ぽん酢、鍋つゆが着実に増収したが、北米事業、欧州事業が為替影響から約161億円の減収と大幅減少し前年を下回った。このため海外売上比率は前年を約4ポイントダウンし約52%だった。経常利益は約92億円増益の140億円と順調に推移し、EBITDATAは前年から約6億円の増加と349億円とキャッシュ創出力は拡大。増益は国内事業の食酢やぽん酢などの本業は着実に成長し、ドル建て借入金返済に関わる為替や金利の変動リスクを避けるデリバティブ取引で評価益を計上したため。

 国内+アジア事業は1%増で、国内家庭用売上高2.7%増。業務用は0.4%減。うち食酢は2年連続2ケタ成長の11.1%増で、健康機能を訴求した「酢の力」でテレビCM、新聞・雑誌・WEBなどの効果で需要喚起できた。特に「カンタン酢」など調味酢などメニュー提案効果や食酢飲料などが売り上げ拡大に寄与。

▼以下略

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