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日刊食品通信
2017年5月31日

J-オイル新中計、高付加価値品拡大へ


16年度実績増益も目標からかい離(八馬社長)

  J-オイルミルズは29日、「第五期中期経営計画 説明会」を都内で開催。八馬史尚代表取締役社長(写真)らが出席し、新中計の取り組みなどについて説明した。説明会に出席した八馬社長は、新中計の策定経緯について「前中計は、20年度までの計画だったが、中間地点の16年度実績が増益で推移しているものの、目標と大きくかい離。また、20年に掲げていた海外の利益貢献25%、食品の利益貢献30%ということ関しても目標から大きく乖離しており、17年度から改めて第五期を立ち上げた」などと語った。

 新中計は、「油を究めて幸せを創る2020 J-オイルミルズは『あぶら』を究めて、こころを動かすおいしさを創造するおいしさデザイン企業へ」を軸足に実施。数値目標を売上高2,150億円以上、営業利益80億円以上、営業利益率3.5%以上、ROE5.0%以上としている。取り組み内容は、成長戦略として“油脂・育成領域での高付加価値品拡大”“B to B市場でのソリューション事業強化〜強みの掛け算〜”“アジアでの海外展開加速〜国内で磨いた価値を基に〜”“汎用油脂製品の収益力強化”を実施。また、構造改革として“バリューチェーンの効率化・高度化の取り組み推進”“中長期視点での生産拠点最適化”“選択と集中、及び効率化”を行う。これについて八馬社長は「これらをビジョンに、従業員一人ひとりにブレイクダウンしながらしっかり浸透させていく作業をしていきたいと考えている」などと述べた。

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