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日刊食品通信
2017年5月29日

即席めん、出荷額5,500億円突破(本紙調)


上位2社、カップ中心にシェア高める

  本紙調べの2016年度(4〜3月)即席めん市場は、メーカー出荷額ベースで5,576億円、101.5%と初めて5,500億円の大台を突破し、2年連続となる過去最高を達成した。うち、袋めんは1,157億円、95.6%と低調だったが、カップめんは4,419億円、103.1%と数年来の好ペースを維持した。(詳細は姉妹誌「酒類食品統計月報5月号」)

 製品の基本価値(=美味しさ・簡便性・経済性・保存性)をベースに、上位5社で年間900品もの新商品や話題性のあるプロモーションを積極的に投入、マーケットを活性化した効果が出ている。メーカーシェアをみると、大手5社では日清食品が0.3%、東洋水産が0.1%、エースコックが0.2%ずつ上昇。カテゴリー別は、袋めんは“生麺風”の後退で日清食品が▲0.5%、東洋水産が▲0.7%となった一方、ロングセラーをけん引役にサンヨー食品は前年並み、明星食品は0.6%アップした。カップめんのシェアは、1位日清食品が0.3%、2位東洋水産が0.2%ずつ高めた。なお、上位13社のうち、決算年度ベースの即席めん部門実績は4社が増収を確保(15年度が変則決算のまるか商事除く)。順位は、6位まるか商事、7位ヤマダイ、8位マルタイなど。

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