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日刊食品通信
2017年5月18日

東・名の酒類商況(4月)


 首都圏 微減もRTDは増加傾向を維持

 4月の首都圏酒類卸商況は微減とみられる。ゴールデンウィークは、5月初旬が営業日で3〜7日が連休となったこともあり「月初に注文が集中した」との声も聞かれた。

 ビール類は、ビールが1ケタ台後半減〜前年並みと開きが見られたほか、発泡酒が数%減〜前年並み、新ジャンルが数%減。一方で、ノンアルコールビールテイスト飲料は、キリンビールの新商品「零ICHI(ゼロイチ)」が順調なスタートを切ったほか、アサヒビールの「ドライゼロ」なども動き全体が活性化。清酒は減少傾向が続いた。焼酎甲類は数%減。焼酎乙類は、昨年発生した熊本地震に伴う「応援フェア」等の反動もありマイナス。ワインは前年並み〜数%プラスとなるなか、デイリーワインの動きが鈍かった。ウイスキーは、前年4月に実施された「角瓶」等価格改定の反動もありプラス。これを除けば数量的には落ち着きが見られるが、「地ウイスキーが堅調」など需要は根強い。RTDはペースが落ちつつも、増加傾向を維持。5月のスタートは各社おおむね順調。営業日が1日多いことに加え、6月施行の「新取引基準」を前に「仮需がどう起こるか」が注目されている。

 

中京 ウイスキー、ワイン好調

 (名古屋)中京の4月のビール類は前年を割った。低温と、週末の雨が多かったことも影響。業務用(樽)も天候要因の影響を受け、大きく前年を割った。

▼以下略

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