日刊経済通信社調べによる大手菓子総合メーカー５社の４月出荷実績は、営業日が実質１日少なかったことと、ゴールデンウィーク中の１、２日が平日だったことから当初苦戦が予想されたが、５社中４社が前年を上回った。特に、袋ポテトチップスの品不足で、代替品として成型ポテトチップスや大袋ビスケット、チョコスナックへの需要が高まり、思わぬ“特需”となったようだ。（数字は前年比%）

　明治＝単月95。チョコレートは101。内訳はソリッドチョコ141、「ミルチ」89、「チョコレート効果」145。ナッツチョコ100、「アーモンド」100、「マカダミア」99。チョコスナック78、「きのこ」93、「たけのこ」93、「フラン」113。小粒86、「アポロ」89、「チョコベビー」83。大袋85。ビスケットは78、「マクビティ」箱85。スナック菓子105、「カール」袋130。キャンディは合計83、うちグミキャンディ87、錠菓83。チューインガム69、「キシリッシュ」70。

　ロッテ商事＝単月107。チョコレート111、「ガーナ」群95、「アーモンド」114、「マカダミア」129、「乳酸菌ショコラ」群108、「コアラ」群125、「トッポ」群117、「パイの実」群127、「クランキー」群132。キャンディは107、「のど飴」91、「小梅」群107、その他121。ビスケットは117。「チョコパイ」群141、「カスタード」群77、「チョココ」98。チューインガムは94。「グリーン」101、「ブラックブラック」97、「キシリトールガム」102、「アクオ」78。

▼以下略