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日刊食品通信
2017年5月12日

4月飲料実績、前年反動で5%減


新商品は好調なスタート

 4月の清涼飲料実績は、前年実績の反動などで5%減で着地した。昨年は4月に発生した熊本震災後、ミネラルウォーターなどの需要が急増し単月で10%増と伸長、今年はその影響でミネラルウォーターなどが大幅減となったことが響いた。一方、今4月は新商品や既存品のリニューアルなどが積極的に発売され、無糖茶やフレーバーウォーターの棚は活況となった。累計は1ポイント減の前年並み。主要各社の実績は次の通り。

 コカ・コーラ=トクホ「コカ・コーラ プラス」の寄与で「コカ・コーラ」がプラス、「爽健美茶」も伸びたが、水、緑茶がマイナスとなり、5%減(累計1%減・本紙推計)。

 サントリー=「天然水」は新商品「PREMIUM MORNING TEAレモン」は好調な出足となったが、昨年の影響で本体がマイナスとなり7%減(前年並み)、「BOSS」はPETボトルの「クラフトボス」が好調で1%増(1%増)、「伊右衛門」は前年並み(7%増)、「ウーロン茶」「PEPSI」は2ケタ減で、稼働日1日減も響き、トータル4%減(前年並み)。

 アサヒ=「ワンダ」が「極 BLACK」の好調で5%増(4%増)、「ウィルキンソン」が引き続き好調で29%増(32%増)、「カルピスウォーター」など乳性が12%増(10%増)となるも、「おいしい水」が2ケタ減となり、全体は1%減(3%増)。

▼以下略

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