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日刊食品通信
2017年5月11日

4月の流通菓子出荷、1%増(本紙調)


袋ポテトチップス品薄で成型、大袋など特需

  日刊経済通信社調べによる4月の流通菓子出荷実績(生産金額ベース)は、合計で前年比101%と5ヵ月連続で前年を上回った。チョコレート、ビスケットの“母の日”向け商品の好調、やや伸びが鈍ったがハイカカオ系が引き続き伸長。また、袋ポテトチップスの品薄により、成型ポテトチップスのほか大袋商品に“特需”発生が寄与。

 チョコレートは、トータル102%と推定。ソリッド系は110%。高カカオタイプは110〜160%とやや伸長率が鈍りメーカー間で差が出るものの、2ケタ伸長を持続。機能系も2ケタ増と高伸長。センターは90%。定番品は苦戦。ナッツ系は105%。アーモンド、マカダミアともセールにより伸長。チョコスナックは85%。定番品が苦戦する。大袋は110%。ナッツ系が伸びる。子ども向けは108%。ビスケットは、トータル100%と推定。ソフトビスケット・クッキータイプは103%と堅調、徳用品の多いハードビスケットは90%と苦戦。半生タイプは110%と引き続き好調。クラッカーは104%。キャンディは、トータル98%と推定。ハードキャンディは90%と苦戦。のど飴は2ケタ減と推定。フルーツ、ミルク系も低調。ソフトキャンディは96%、キャラメル90%といずれも前年割れ。グミは102%。子ども向けは2ケタ増と好調。スナック菓子は、トータル92%を推定。北海道産馬鈴しょの在庫問題もあり、販売が小麦系、コーンにシフト。ポテト系はトータル90%。生ポテトチップスは82%、塩、のり塩などベーシック商品、地域限定商品の終売が影響。成型ポテトは120%、コーン系は102%、小麦系は108%。チューインガムはトータル92%。デンタル系は98%、エチケット系80%、小粒板ガムは82%と苦戦が続いている。

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