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日刊食品通信
2017年5月2日

4月のビール類販売、複数要因絡み4%減


累計は1.2ポイントの後退

 本紙が推定した4月のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同月比95.8%となった。営業日減、低温、一部派生商品刷新の裏返し・発売時期のずれなどが重なり、新商品をはじめとするプラス部分を打ち消し、総体を押し下げた。マイナスは3ヵ月連続。

 ビールは同95.8%、2ヵ月ぶりのマイナス。「47都道府県」シリーズが寄与した「一番搾り」がブランド計でプラス、「華みやび」が好調な「ヱビス」ブランド、「黒ラベル」単体もプラスと推定。新ジャンルは同96.5%、3ヵ月連続のマイナス。「クリアアサヒ」はプラスを堅持した模様。発泡酒は同93.8%。定番商品の苦戦で3ヵ月連続のマイナスだった。なお、カテゴリー構成比は、ビールが49.2%(前年同月49.2%)、新ジャンルが37.2%(同36.9%)、発泡酒は13.6%(同13.9%)だった。

 一方、1〜4月累計は3カテゴリー計で前年同期比98.5%。3月時点より1.2ポイントの後退となった。ビールは同97.9%で1ポイント、新ジャンルは99.6%で1.3ポイント、発泡酒も97.6%で1.6ポイント、それぞれ後退した。カテゴリー構成比は、ビールが48.6%(前年同期48.8%)。新ジャンルが37.2%(同36.8%)、発泡酒は14.3%(同14.4%)だった。

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