日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2017年4月10日

セブン、店内レイアウト大幅見直しへ


ヨーカ堂は売場構成変更に注力

  セブン&アイ・ホールディングスの17年2月期連結決算は、営業収益が前期比3.5%減の5兆8,356億円、営業利益は同3.5%増の3,645億円で6期連続最高益を更新した。純利益は事業構造改革に伴う特損の増加で39.9%減。

 会見した井阪隆一社長はセブン−イレブンについて、「17年度以降、商品力強化に向け店内レイアウトの見直しにより、さらなる成長を目指したい」と語った。同社のカテゴリー別売上高はこの10年で大きく変化。冷凍食品は07年比473%、カウンター商品257%、デイリー116%、酒77%、雑貨72%などバラついていること等を鑑み、「売れるカテゴリーの配置替えなど店内レイアウトを大幅変更し、日販押し上げ効果3〜4万円増を見込みたい」と話した。17年度は既存800店、新店1,100店で実施し、21年度までに1万店で切り替える。粗利改善効果の高い「セブンカフェ」では、カフェラテが作れる一体型マシーンを今期中に全店導入する。「働き方改革」でもサポート。食洗機導入で作業時間1時間減・年間約30万円の人件費削減、水使用量20%減に取り組む。また、経済産業省が推進するRFID(電波を用いてタグデータを非接触で読み取るシステム)を活用した検品の省力化実験を8月をめどに開始。実現すれば1日1店当たりの検品時間は170分から8分へと劇的に減り、人件費削減につながる。これらを踏まえ、17年度の設備投資は1,800億円(前期比+549億円)を計画。新レイアウトで+270億円、カフェマシーン+135億円、食洗機+150億円を割り充てる。

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ