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日刊食品通信
2017年4月4日

3月のビール類販売、明暗入り乱れ1%減


第1四半期も微減に転じる

 本紙が推定した3月のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同月比98.9%となった。マイナスは2ヵ月連続。寒い日が続いたことも影響した。

 ビールは同100.3%と2ヵ月ぶりのプラス。リニューアル発売されたサントリー「ザ・プレミアム・モルツ」が4割を超える増加となり、「華みやび」が発売された「ヱビス」も」2割増となったほか、サッポロ「黒ラベル」や、「エクストラハード」が好調なアサヒ「スーパードライ」、「若葉かおるホップ」が加わった「一番搾り」などもそれぞれプラスとなったが、昨年新製品のウラとエクステンション品の“時期ずれ”が全体を押し下げた。

 新ジャンルは同97.4%、2ヵ月連続のマイナス。サントリー「金麦〈糖質75%オフ〉」や「クリアアサヒ〈贅沢ゼロ〉」「アサヒ オフ」など機能系が続伸、3月末に「プラチナクリア」をリニューアル発売した「麦とホップ」もプラスとなったが、定番レギュラー品が苦戦した。発泡酒も同98.1%、2ヵ月連続のマイナス。アサヒ「スタイルフリー」、キリン「淡麗〈プラチナダブル〉」はプラスだったが、新ジャンル同様、定番レギュラー品が苦戦した模様。カテゴリー構成比は、ビールが50.9%(前年同月50.2%)、新ジャンルが34.9%(35.5%)、発泡酒は14.2%(14.3%)だった。

▼以下略

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