日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2017年3月15日

多様化へ対応、キャッシュレス自販機登場


JR東日本WB、首都圏中心に年間20台を展開

  JR東日本ウォータービジネスは14日、「イノベーション自販機」の第1号機を東京駅に設置し営業を開始。東京ステーションホテルでは「イノベーション自販機」の記者発表会を開催し、新型自販機の開発背景や機能の説明を行った。

 “新しい価値体験を提案し続ける”をコンセプトに同社と富士電機、チームラボにより共同開発された「イノベーション自販機」は、7日にリリースされたスマホアプリ「acure pass」と連動し、交通系ICカード決済に加えクレジットカードを登録することでQRコードによる商品購入などが可能。鈴木浩之代表取締役社長(写真)は、「キーワードは多様化への対応。自販機らしくない売り方を目指し、現金投入口をなくしアプリを介した事前購入機能などを導入した。課題は利用者を増やすために今後どんな施策を行っていくかということ。この1年を通して行うテストマーケティングにより模索していく」などと話した。続けて飯島俊介営業本部自動販売機事業部兼オフィス統括部マネージャーは、「アプリ内のドリンクプレゼント機能ではこれまでの自販機における購買行動パターンを変え、人と人とのコミュニケーションの仲介役としての役割を果たしていく。子どもや車椅子利用者の方に対しても商品が購入できるよう“低位置メニュー機能”も導入している」などと説明した。今後は首都圏エリアを中心に年間20台を展開しテストマーケティングを実施する。

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ