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日刊食品通信
2017年3月14日

2月のアイス6%増(本紙調)


ヒット商品がけん引、定番品も好調

 

 2月のアイスクリーム市場は、6%増で着地した。また、16年度累計(4〜2月)も6%増で推移。過去最高の売上高(4,647億円)だった15年度をどれだけ上回るか注目される。

 2月は天候にも恵まれ好調を持続してスタート。「華もち」など、話題性のある商品の投入で、引き続き消費者がアイス売り場に足を運ぶ頻度が増加。これに伴い定番品も好調が目立った。2月の各社実績は次の通り。

 ロッテアイスは6%増。“黄金のみたらし 厚もち仕立て”が一時休売となるなどヒットした「雪見だいふく」が9%増。「クーリッシュ」が10%増、「モナ王」が9%増。昨年38%増だった「爽」がさらに9%増。「レディーボーデン」が10%減。「バニラバー」が10%減。「ハーシー」が5%減。「ガーナ」が前年並。江崎グリコは1%減。「パピコ」が13%増。「アイスの実」が26%増。「ジャイアントコーン」が7%減。「パナップ」が20%減。「牧場しぼり」が37%増。マルチでは330円とOP層が2%増、420円層が5%増、500円層は苦戦した。森永乳業は6%減。昨年5割増だった「モウ」が反動で20%減だが、“バニラ”は前年を確保。「パルム」が12%増。「ピノ」が15%減。ハーゲンダッツは44%増。3回目の投入となった“華もち”がけん引し、「ミニカップ」が5割以上伸長。「クリスピーサンド」は微減。「クランチークランチ」「マルチ」は2ケタ減。明治は2%減。主力の「エッセル」は5%増で、“バニラ”が16%、“チョコクッキー”が19%、“抹茶”が5%いずれも前年を上回ったが、シーズンフレーバーがマイナス。「ゴールドライン」は9%減。マルチはトータルで5%減。

▼以下略

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