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日刊食品通信
2015年7月3日

「0・0」商品、増勢を加速


機能系全体も上期は24%拡大

 本紙が推定した「プリン体0・糖質0」発泡酒の6月販売実績(国産ビールメーカー大手4社計)は、旧「サッポロ極ZERO」対比で347.0% の約120 万箱(ビール大びん換算)となった。対比がこれまでを大きく上回ったのは昨年6月、7月15 日から発泡酒への規格変更を予定していた旧「極ZERO」の出荷が抑えられていたのが主因。1〜6月は同対比で209.1% の約607 万箱だった。

  一方、新たに「0・0」にリニューアルされた「アサヒ オフ」が加わった「0・0」新ジャンルは、「キリン のどごし〈オールライト〉」との計で6月が83 万箱、1〜6月では335 万箱だった。また、これらを加えた「0・0商品」としては、6月が約202 万箱、1 〜6月は942 万箱となり、旧「極ZERO」対比は6月が586.4%、累計でも324.6% と、依然として増勢の色を濃くしている。

  この「0・0商品」がけん引するかたちで、いわゆる機能系商品全体の販売も拡大している。本紙が推定した1〜6月の機能系の主要銘柄販売実績(発泡酒と新ジャンルの計)は、国産ビールメーカー大手4社計で前年同期比124.3% の約3,112 万箱となった。昨年に終売となった銘柄などは含んでいない。

  ただ、「0・0商品」以外で前年を上回ったのは「サントリー 金麦 糖質75% オフ」のみで、「キリン淡麗グリーンラベル」や、「0・0」以外の「アサヒスタイルフリー」など、マイナスながらも堅調さをみせる銘柄もある一方で、大幅なマイナスとなった商品、終売となった商品もあるのも事実。

 

▼以下略

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