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日刊食品通信
2017年3月9日

2月の流通菓子出荷、微増(本紙調)


カテゴリー別、チョコ除き苦戦

  日刊経済通信社調べによる2月の流通菓子出荷実績は、合計で101%と微増ながらも前月に続き前年を上回った。前半はバレンタインデー、後半はひなまつり、イースター向け商品の出荷が順調。懸念された前年のNHK情報番組の放映以降、急上昇した高カカオチョコの出荷の反動もなく上乗せで推移するなど、高カカオ・機能性チョコの市場規模はさらに拡大している。しかし、急拡大の余波で、一部商品の品薄・欠品が慢性化しており、生産体制の見直しも出てきそうだ。

 カテゴリー別では、チョコレートはトータル105%と推定。ソリッドチョコは110%と2ケタ増を持続。特に、高カカオタイプは120%を超える伸び。ナッツ系は93%。定番のアーモンド、マカダミアとも前年割れ。センターは103%。チョコスナックは96%。定番商品が苦戦。大袋は104%。

 ビスケットは98%。ソフトビスケット・クッキータイプは100%。春先の期間限定商品は堅調に推移するものの、定番パッケージビスが低調。ハード系は94%。クラッカーは102%と伸長が続く。半生ケーキは96%。

 キャンデーは、合計で96%。そのうち、ハードキャンデーは92%と低調。のど飴は80%台と推定され前年以来のマイナス基調。フルーツ系、ミルク系も苦戦。ソフトキャンディは99%と微減。グミは106%。定番品に加え、子供向け商品も寄与。

▼以下略

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