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2017年3月2日
2月のビール類、複合要因で4%強の減少
年初累計は前年水準をキープ
本紙が推定した2月のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同月比95.8%となった。昨年2月がうるう年だったことに加え、11日の土曜日が祝日と重なったことや前半の低温などが影響した。マイナスは2ヵ月ぶり。
ビールは同93.8%。「アサヒ・ザ・ドリーム」のリニューアル発売やサッポロ「ヱビス」の限定商品効果もあったが、昨年の反動に加え、今月に大幅リニューアルを控えた基幹ブランドがあったこと、料飲市場が冷え込んだことなどが影響した。新ジャンルは同99.3%。昨年の反動があったものの、好調が持続している「プライムリッチ」に「贅沢ゼロ」の新発売が加わった「クリアアサヒ」ブランドと、サントリー「金麦」「同〈糖質75%オフ〉」が、それぞれキャンペーンも好影響して販売を伸ばした。発泡酒はキリン「淡麗〈プラチナダブル〉」が好調だったが、同93.0%だった。
3カテゴリーともにマイナスは2ヵ月ぶりで、構成比はビールが45.4%(前年同月46.3%)、新ジャンルが39.8%(同38.4%)、発泡酒は14.8%(同15.3%)だった。
一方、1〜2月累計は3カテゴリー計で前年同期比100.2%と前年水準をキープした。
ビールが同97.8%、新ジャンルが同103.3%、発泡酒は同99.9%で、構成比は同順で、46.4%(前年同期47.5%)、38.8%(37.6%)、14.9%(同14.9%)だった。
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