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日刊食品通信
2015年7月2日

上期のビール類販売、1.2%減


6月はすべてがプラスに

  本紙が推定した上期(1〜6月)のビール類販売実績は、国産メーカー大手4社計で前年同期比98.8%の1億9,004万箱(ビール大びん換算)となった。「プリン体0・糖質0」商品がけん引した発泡酒が同111.8%の2,890万箱と伸長したが、ビールは同98.4%の9,217万箱、新ジャンルも同94.8%の6,897万箱とともに減少、全体を押し下げた。カテゴリー構成比は、ビールが48.5%(前年同期48.7%)、新ジャンルが36.3%(同37.9%)、発泡酒は15.2%(同13.4%)となった。

 一方、6月は3カテゴリーともに増加し、前年同月比105.7%と2ヵ月ぶりのプラスとなった。3カテゴリー揃ってのプラスも2ヵ月ぶりで、4社揃ってのプラスと思われる。

 内訳は、ビールが同102.8%で3ヵ月連続のプラス、新ジャンルは同103.6%で2ヵ月ぶりのプラス、発泡酒は同123.6%で3ヵ月連続のプラスだった。ビールは麦芽100%のトップブランドが2ケタ増となるなど2社が増加、発泡酒は4社ともに増加、新ジャンルは新製品効果などで3社がプラスだったようだ。

 

 なお、6月の増勢で1〜6月の前年同期比は5月時点に比べ、ビールが1.1ポイント(以下P)、新ジャンルが2.1P、発泡酒は2.6P、合計では1.6P、それぞれ改善している。

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