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日刊食品通信
2017年2月15日

1月のアイス3%増(本紙調)


年度累計6%増、過去最高更新へ

 1月のアイスクリーム市場は、3%増で着地した。年末年始の天候に恵まれたことに加え、発売早々に終売となるアイテムも続き、昨年(9%増)の水準を上回った。16年度は4〜1月累計でも6%増で推移しており、過去最高の売上高(4,647億円)を記録した15年度実績を、3月を待たずしてクリアする可能性もでてきた。

 1月は概ね天候に恵まれ、12月の好調を持続してスタート。そうした中で、明治の「エッセルスーパーカップSweet's 苺ショートケーキ」、ロッテアイスの「雪見だいふく 黄金のみたらし厚もち仕立て」は、発売早々に終売となるなど注目を集めた。アイスクリームの需要期とはいえない1月だが、「冬アイス」の定着とSNSの拡大にともない、「消費者が店頭でアイスを選ぶ形から、発売日を待って店頭に行く」(大手メーカー)ケースが増加。このため、メーカー側が以前なら十分と思える在庫を積み上げて発売に臨んでも、初動で当初在庫を消化してしまい、物流の人手不足もあって再出荷に対応し切れない状況。この傾向は今後も続きそうだが、メーカーは数量限定で対応する以外に対策が見出せない状況だ。1月の各社実績は次の通り。

 ロッテアイスは8%増。みたらしがヒットした「雪見だいふく」が22%増。「爽」が10%増。「クーリッシュ」が48%増、「モナ王」が38%増。「レディーボーデン」が11%増。「バニラバー」が18%増。「ハーシー」が1%減。「ガーナ」が10%増。

▼以下略

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