日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2017年2月10日

1月清涼飲料実績、4%増(本紙調)


 清涼飲料市場の1月実績は4%増でスタートした。昨年実績のベースも高かった(3%増)ものの、年末の押し込みが例年より控えめであったことなどから好調な出足となった。気候は年明けは暖冬であったが、中旬以降気温が下がり、ホットものやコーヒーも動きをみせた。カテゴリーではコーヒーが全体的に好調なほか、お茶は堅調、炭酸も前半の暖冬の寄与で活況、ミネラルウォーターはブランドによりばらつき。稼働日は前年並み。主要メーカー実績は以下の通り。

 コカ・コーラ=「コーク」はプラスとなったが、「ジョージア」「い・ろ・は・す」がマイナスで微減となった模様(本紙推計)。

 サントリー=「天然水」は本体がけん引、「BOSS」は185g缶が堅調に推移しともに2%増。「伊右衛門」は本体、「特茶」に加えホット商品が好調となり5%増と伸長。「グリーンダカラ」は特に麦茶の好調が寄与し2割増の大幅伸長となった。全体は2%増。

 アサヒ飲料=「三ツ矢」は新商品投入も奏功し、24%増の223万箱。「ウィルキンソン」も44%増と伸長した。「カルピス」はコンク2割増、ストレート4割増とともに好調。「ワンダ」は「金の微糖」「極 BLACK」などがけん引し8%増の316万箱。「おいしい水」は1%減、「十六茶」もマイナスとなったが、全体は13%増となった。

 キリンビバレッジ=「ファイア」は全チャネルで前年を上回り、12%増を達成。「生茶」も引き続きホット商品が好調で6割増。「午後の紅茶」はホットと合わせ新商品が貢献し17%増となり、全体は10%増。

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。
ホームページからのお申し込みフォーム

電話からの
お申し込みはこちら

バックナンバーへ

媒体紹介へ