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日刊食品通信
2017年2月9日

キリン、「零ICHI」で巻き返し図る


 キリンビールは、“一番搾り製法”を採用したノンアルコールビール新製品「キリン 零ICHI」を発売し、同カテゴリーでの巻き返しを図る。3年後には現在のシェアの3倍となる30%超を、将来的にはカテゴリー首位を狙う。(商品概要は別掲)

 同社は09年に「キリンフリー」を発売、アルコール0.00%のノンアルコルビール市場を創出。一時は牙城を極めていたが、他社の参入後は苦戦を強いられ、16年の販売量は約200万箱(ビール大びん換算)・シェア約11%(いずれも本紙推定)と、首位のアサヒ(同45%)、2位のサントリー(同39%)に大きく水をあけられている。

 布施孝之社長(写真)は8日に都内で行なわれた記者会見で、「伸長ペースは鈍化しているが、市場は引き続き拡大が見込まれる」とした上で、「キリンには市場を創出した自負がある。ビールに近いおいしさや製法への期待が高いニーズに応えるためにも、モノづくりへの威信をかけた『零ICHI』で再チャレンジし、本気で巻き返しを図る」との意気込みを見せた。

 

 今年の目標は、「零ICHI」が140万箱、ノンアルコールビール計で270万箱(前年比135%)に設定。「3年後の20年にはシェア30%超を達成し、将来的には首位を奪還する」考え。        ▼以下略

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