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日刊食品通信
2017年2月3日

エバラ、ポーション調味料をさらに拡充


  エバラ食品工業は2日、本社で17年春夏新商品説明会を行った。新商品説明に先立ち、?井孝佳専務取締役(写真)が17年3月期第3四半期の決算概況について「売上高407億9,800万円、前年同期比1.7%増。主力商品の『黄金の味』が好調、テレビCMやSNSなどの効果的な訴求の成果が出た。鍋物調味料は天候不順・野菜価格高騰の長期化が起因し低迷、商品構成の一部見直しなど戦略的な影響もあり前年を下回った。野菜まわり調味料は『浅漬けの素』が野菜価格高騰の影響で苦戦、前年を下回った。その他『プチッと鍋』『ボトル入り中華合わせ調味料』の利便性が支持され売上を伸ばした。利益面ではポーション調味料の生産設備償却費負担が増加した一方で、家庭用既存主力商品を中心とした収益力強化、電力などエネルギーコストの低減などにより22億4,800万円、前年比4.2%増、概ね計画通りに進捗している。原材料価格高騰などの影響もあったが家庭用主力商品の伸長などにより若干ながらも予想を上回った」と説明した。また、創業60周年に向けた経営ビジョン「Evolution60」について説明、今年度は第2ステージの第4コーナーに差し掛かったと位置づけた。また、ポーション調味料に用いられた生産技術について、他社でも容器は用意できても、中身の味わいなどの技術は同社の技術の積み重ねによるもので、参入の障壁となり得ると説明した。

 新商品は5カテゴリー7品(詳細既報)で、内3カテゴリー5品がポーション調味料。13日発売。

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