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日刊食品通信
2017年1月23日

キッコーマン藤村常務、しょうゆ概況等語る


来年度の「いつでも新鮮」は110億円に

 キッコーマン食品の藤村公苗取締役常務執行役員プロダクト・マネジャー室長(写真)はこのほど、本紙の取材に応じ16年度のしょうゆ部門概況や17年度の課題などを語った。

 16年度のしょうゆ市場は、出荷量が大手5社は横ばいで推移しているものの、全体で見ると前年を下回る水準で推移。そのうち、家庭用は数量が減少しつつも金額ベースは横ばいという状況にある。その中で、同社のしょうゆ部門概況について藤村常務は「上期しょうゆ部門は、数量が横ばい、金額は3%程度アップした。特に家庭用ではシェアを上げている。家庭用のうち、『いつでも新鮮』シリーズが伸長。16年も新商品を投入したが、それも含めて既存PET容器からの移行が進み、単価のアップに繋がっている。同シリーズの今年度目標である100億円は間違いなく超える見込み。来年の計画も110億円となっており、まだまだ伸びる余地がある」などと語った。

 また、伸長傾向にある“減塩”カテゴリーについては「日本人の塩分摂取の2割はしょうゆからと言われている。我々としては、しょうゆのうまみがあれば、塩分を抑えられるという考え方をしている。しょうゆは塩分摂取に関してはネガティブな印象を持たれているが、これを払拭していかなければならない。

▼以下略

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