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日刊食品通信
2015年6月29日

山星屋、“爆買”中国観光客狙い売場作り


「春節」「中秋節」に乳・チーズ風味で集客

 山星屋は、急増する訪日外国人によるインバウンド需要のうち、お土産品を含めた“ 爆買” で買い物金額の高い中国人観光客に焦点を絞った売場作りを進める。訪日外国人への販促の必要性が高まっていることから、同社では取引先小売店で外国語を入れたPOP を展開、駅立地の店舗でも外国語のPOP の設置を進めたことで、前年比366%と大きな効果をあげた。

  今年度は新たに、中国人観光客をターゲットにした「ようこそ日本へ インバウンド企画」を実施する。訪日人数が多い東アジア諸国の中でも、その伸長率が著しい中国人観光客に的を絞った企画で、文化・行事に着目しながら、日本の菓子の品質の高さを訴求し、購買意欲を高める。

  売り場では、二大催事に併せた商品を陳列。年内最大のイベント、「春節」にあわせて、中国で縁起の良い色とされる“ 赤” のパッケージの商品を展開、自己需要や手土産需要の獲得を図る。「中秋節」では親しい人に贈り物をする行事となっていることから、新たなギフト需要として期待する。売り場では、中国人に人気の高い乳製品やチーズフレーバー商品で集客力を高める。

 

  観光庁がまとめた1〜3月期の訪日外国人消費動向調査によると、訪日外国人1人当たりの旅行支出は17 万1,028 円、前年同期比14.4% 増、そのうち買物代は7万3,146 円、44.9% 増となった。

▼以下略

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