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2025年12月9日
11月飲料市場、微減(アサヒ除く)
新商品は堅調、機能性やCPで話題喚起
システム障害に陥っているアサヒを除く25年11月の清涼飲料市場は数量ベースで前年比1%減(累計3%減)だった。
前年同月が4%減とベースが低かったことや、営業日も前年から2日ほど減少したことも全体に影響し、前年を割った。天候条件については、例年に比べて降雨量が少ないため屋外での飲用が促されたと見られる。月間の平均気温は前年よりも低下。また、アサヒの代替需要は依然として続いたが、同社の復旧に合わせて今後は弱まっていくと見られる。
いずれのカテゴリーも新商品が堅調に推移。定番ブランドから出たアレンジ商品や、健康感を訴求する機能性表示食品が好評だった。コラボキャンペーンを実施した一部SOT缶も話題を喚起。
コカ・コーラシステム=全体前年並み(前年並み)。前年は「綾鷹」リニューアル効果で前年並みと、市場よりもベースが高かった(本紙推計)。
サントリー=全体2%減(4%減)。「天然水」5%減(7%減)、「ボス」1%減(前年並み)、「伊右衛門」16%減(5%減)、「グリーンダカラ」6%減(9%減)。トクホ・機能性表示食品計8%減(4%減)。10月新発売の「特水」が増分に寄与。
▼以下略
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