日刊食品通信 記事詳細

バック
ナンバーへ
日刊食品通信
2025年11月20日

寿がきや食品、袋麺とカップ麺で伸長


 (名古屋)寿がきや食品が25年4~8月に販売した即席麺類(袋麺とカップ麺)の数量・金額ベースとも前年を上回るペースで伸長していることが本紙の調べで分かった。

 4月から8月までのカップ麺は販促を強化した基幹商品(カップ本店の味・台湾ラーメン・みそ煮込みうどん)などが前年増で推移した。中でも、「麺処井の庄監修 辛辛魚らーめん」(写真)は上期で2ケタの伸長。高額商品(税抜標準小売価格316円)ながら大きく伸長した。

 「辛辛魚らーめん」は、濃厚な豚骨スープに唐辛子と魚粉の「辛魚粉」を山盛りにのせた「辛辛魚らーめん」で有名な「麺処 井の庄」(東京都練馬区石神井)が監修した、2009年の発売から続くロングセラー商品。20年ごろまでリニューアルを重ねて季節限定の「辛辛魚らーめん」が年間を通じて2ケタの伸長をキープしていることから定番商品に昇格。“スピンオフ”のバリエーションとして25年春夏はカップ麺「辛め 辛辛魚らーめん」、チルド麺「辛辛魚まぜそば」を展開している。同社営業本部は「辛辛魚は発売以来、高額商品だがコンビニ販売で固定のファンが支えてきた。ドラッグストアの取り扱いが増え、全国まんべんなくファン層が広がった。メイン商材(辛辛魚)をいかに売っていくかを検討する際、定番商品はリニューアル直後に数字を伸ばす傾向があり、派生商品を投入して活性化させる狙いがあった」と説明する。

 

▼以下略

サービスのお申し込みにつきましては、お電話またはフォームよりお願い致します

  • お申し込みにつきましては、弊社が受信確認後、お客様にご確認事項を通知してから、書籍とご請求書を郵送致します。
  • 電子版、紙版どちらも下記よりお申し込みになれます。

バックナンバーへ

媒体紹介へ