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日刊食品通信
2025年10月29日

24年度FC市場29兆円超え、4年連続増加


 日本フランチャイズチェーン協会が発表した「JFAフランチャイズチェーン統計調査」報告によると、2024年度のFC市場は売上高が前年比3.6%増(1兆297億円増)の29兆2,826億円で4年連続で増加した。チェーン数は6チェーン増の1,291、総店舗数(直営店と加盟店の合計)は0.7%増(1,695店増)の25万4,478店で、チェーン数・店舗数ともに2年連続プラス。

 業種別に動向をみると、小売業はチェーン数2チェーン増の307、店舗数1.7%増(1,866店増)の10万9,670店、売上高3.4%増(7,010億円増)の21兆5,598億円。うち「CVS」はチェーン数は変わらず16、店舗数0.3%増の5万7,170店、売上高1.8%増の12兆2,470億円。おにぎり・惣菜等で低価格・大容量商品の強化を行い、若年層を取り込んだことで客数を増加させたことや、厨房機器の強化によるカウンターフーズの品ぞろえ増加などが奏功した。各種総合小売に含まれる「スーパーマーケット」は低価格品の品ぞろえが豊富なチェーンで売り上げが伸長。「菓子・パン小売」は大手チェーンを中心に店舗数、売上高を増やしたものの、高級食パンブームの鈍化、原料高騰などが影響し、前年を下回るチェーンもみられた。

 

▼以下略

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