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日刊食品通信
2025年10月17日

上期の発酵乳、3%増で着地(本紙調)


9月単月は3%増見込む

 本紙調べによる上期の発酵乳実績は、金額ベース合計で前年比3%増を見込む。これまで数回にわたる価格改定を実施。8月から値上げの動きを受けて、ドリンクタイプの特に機能性商品が苦戦を強いられた。大容量のプレーンタイプは乳酸菌やビフィズス菌などによる働きと、他のカテゴリーに比べて手ごろな価格設定といったバランスの良さが支持され、前年を上回るペースを維持した。また、9月単体の発酵乳実績は、金額ベース合計で前年比3%増を見込む。カテゴリー別では、ハードは前年並み、ソフトは2%減、プレーンは7%増、ドリンクは1%増を見込む。

 8月はお盆時期の落ち込みを後半から取り戻し、9月も回復傾向となったことから、価格改定の影響は金額ベースでは計画並み、物量面でもある程度計画通りで推移した。プレーンは価格改定後も容量および価格の値ごろ感が支持されて引き続き伸長した。下期に向け、基幹ブランドをブラッシュアップする動きも見られ、これに合わせた積極的な販促も展開されている。

 明治は本紙推定で3%増。「ブルガリア」は4%増。このうち「プレーン」は10%増、4連は5%減となった。「テトラトップ」シリーズは前年割れ。

 

▼以下略

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