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2025年10月16日
9月のアイス商況3%減(本紙調)
月末にかけ伸び悩む
9月のアイスクリーム商況は、前年同月を3%程度下回った。上旬は高温が後押しし、値上げにともなう8月末仮需の影響も一部にみられたものの前年を上回って推移。しかし、月末にかけ九州や北海道、日本海側で大雨に見舞われ急速に伸び悩んだ。また、チャネル別ではCVSの低迷が響いた。4月からの今期累計は3%増。9月の各社概況は次の通り。
ロッテは1%増で、市販用は1%増、業務用は5%増。「雪見だいふく」の“お月見仕立て”の切り替えや「レディーボーデン」の新商品が寄与した。「クーリッシュ」は4%増で、“バニラ”が9%減、CVSで販促を強化した“ベルギーチョコ”が30%増、“青空ソーダフロート”が15%減、“濃密みかん”が12%増。「爽」は10%減で“バニラ”が5%減、“冷凍パイン”が6%減、発売が時期ズレした“巨峰&マスカット”が41%増。「雪見だいふく」は7%増で“バニラ”が3%増、“ミニ雪見”が1%増、“コクのショコラ”が5%増、“月見仕立て”が3%増。「モナ王」は7%増で、“バニラ”が9%減、マルチが5%減、“クランキー”が純増。「レディーボーデン」は10%増で、パイントが4%減、マルチが6%減、新商品が2品増加したミニカップが41%増。「ガーナ」が8%減。「ドール」は14%減、「バニラバー」が4%増、「ハーシー」が11%増。「カルピス」が13%減、販売期間を延長した「スイカバー」シリーズは4倍超。
江崎グリコは前年割れ。「牧場しぼり」「セブンティーンアイス」が前年を上回ったものの、「パピコ」「ジャイアントコーン」「アイスの実」「パナップ」「SUNAO」がいずれも前年を下回った。
▼以下略
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