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日刊食品通信
2025年8月27日

サントリー、スピ・リキ工房で自動化技術稼働


原料ハンドリング自動化で生産性が向上

 サントリーは26日、「大阪工場のものづくり技術」に関する説明会をオンラインで実施した。6月に竣工した大阪工場内の「スピリッツ・リキュール工房」では、8月から新たに原料ハンドリング自動化設備を本格稼働している。

 サントリーホールディングス グローバル技術戦略推進部の澤崎純一部長(写真右)は、「サントリーのものづくりは自然への深い敬意がある。自然の恵みという価値を最大化・具現化し、お客様の喜び・幸せに貢献する。そのために製造方法や業務方法を変革し、中味プロセスではロボティクス技術を活用。これまで人の手で実施していた保管・計量・投入までのほぼ全工程を自動化し、生産性を向上させた」と説明。原料ハンドリング自動化のために技術開発を行い、ロボットによる自動判断(多量な原料を画像で自動判定してピッキング)、品質保証の仕組みの深化(AI画像検査やセンシング技術で不良品を見分ける)、デジタルツイン(動作のデータ化とシミュレーション)、自動搬送技術(AGV)との連携―を積極的に推進している。

 サントリー大阪工場 工務部門設備グループの髙橋大輔氏(同左)は、「大阪工場は鳥井信治郎の夢である“国産の洋酒づくり”のために、1919年に建設された当社最古の工場で、重要な製造拠点だ。

 

▼以下略

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