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2025年8月20日
7月の発酵乳、2%増で着地(本紙調)
改定前の駆け込み需要でプレーン伸長
本紙調べによる7月の発酵乳実績は、金額ベース合計で前年比2%増を見込む。カテゴリー別では、ハードは前年並み、ソフトは2%増、プレーンは7%増、ドリンクは1%減を見込む。
8月からの価格改定前の駆け込み需要のほか、売り場での施策強化を図ったことでプレーンは前年を上回って着地。ソフトタイプは価格改定の有無で差が生じたものの、連ものやファミリー向けタイプが継続して堅調となった。ドリンクタイプは機能性タイプが他のカテゴリーとの競合もあり伸び悩むも、製品特長を訴求し続けたことで価格での流出は想定よりも抑えられ、1%減となった。8月も引き続き商品の特徴を訴求し、しっかりとした需要確保に動いている。秋以降に向けて、「体調管理」「免疫」をキーワードに機能性タイプをどこまでトレンドに乗せていけるかが課題といえる。
明治は本紙推定で1%増。「ブルガリア」は5%増。このうち「プレーン」は9%増、4連は2%減となった。「テトラトップ」シリーズは前年割れ。「R-1」はドリンクタイプが奮闘したことで、トータルでは1%増となった。「LG」「PA-3」は前年割れ。「脂肪対策ヨーグルト」は微減で着地。「ザバス」ヨーグルトのドリンクタイプは前年並みとなった。
雪印メグミルクは本紙推定で6%増。「恵」ブランドは、プレーンは価格改定前の駆け込み需要もあり10%増。「ガセリ」のドリンクタイプが2ケタ増と奮闘したことでブランド計で12%増となった。「ビフィズス菌」は微減。「牧場の朝」は6%増で推移。
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