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2025年8月8日
伊藤ハム米久、既存ブランドを強化
グランアルトコラボ好調、下期につなげる
(大阪)伊藤ハム米久ホールディングスは7日、秋の家庭用商品施策発表会を開催した。中嶋祐子常務執行役員マーケティング担当加工食品事業本部副事業本部長は「昨年度に続き第1Qも金額ベースはプラスも数量が厳しく、特に調理加工食品は家庭用が金額ベースでも未達だった。下期に向けて、数量回復がメインの施策。新商品投入による活性化とともに、ブランド力のある既存商品を強化していく。調理加工食品は配荷率を上げることに注力する」と話した。
主力の「The GRAND アルトバイエルン」は、ロングセラーの課題である購入理由を見出しづらくなる傾向を打破すべく、上期にアニメ「鬼滅の刃」とのコラボレーションを実施し、購入金額や購入率のアップ、若年層の拡大に寄与。初のフレーバー展開やコラボをきっかけに新規購入もあり、この流れを下期につなげていく。下期は2個束、ピロー、大袋各商品で増量企画を26日~9月26日工場出荷分において実施。8月までのコラボCP後、間を置かずに実施することで、継続して露出を高め、獲得した新規ユーザーの継続購買を促す。また、コラボで実施したフレーバー展開の人気投票を行い、支持が高かった「旨辛味」「肉肉味」を秋以降もレギュラー品として販売する。
「ベルガブルスト」はリニューアル。物価高による生活防衛意識で手が出しにくい商品となっており、特長の“香り”を感じられるブラッシュアップを行うことで、コストバランスを打ち出す。ラベルレスによるプラ削減により、エシカル消費への訴求とともに削減コストを売価に還元する。
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