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日刊食品通信
2025年7月29日

24年ベビーフード市場、金額で5.1%減


24年国内出生数初めて70万人下回る

 日本ベビーフード協議会による2024年ベビー加工食品市場規模は、重量ベースで前年比7.1%減の3万2,976t、生産金額は5.1%減の437億1,071万円となった。

 このうちベビーフードは重量が7.8%減の1万4,105t、生産金額が5.5%減の308億6,308万円となり、いずれも前年を下回った。2024年の国内の出生数は68万6,061人で、過去最少を記録し、初めて70万人を下回ったことなどが背景に挙げられる。ベビーフードのタイプ別をみると、詰合せタイプのみ前年を上回っており、共働き世帯の増加や、育児の共同化が進んだことで主食とおかずがセットになった詰合せの手軽さが支持されたとみられる。

 ベビーフードの品別・タイプ別=主食はドライタイプは重量で3%増の311t、金額で7.3%増の12億1,900万円、ウェットタイプは重量で11.4%減の4,626t、金額で9.5%減の82億367万円、合計は重量で10.6%減の4,937t、金額で7.7%減の94億2,267万円。おかず・スープはドライが重量で4.4%減の78t、金額で4.6%減の10億7,234万円、ウェットは重量で11.6%減の4,007t、金額で10%減の76億3,002万円、合計は重量で11.5%減の4,085t、金額で9.4%減の87億236万円。素材はドライは重量で7%減の184t、金額で1.4%減の16億9,494万円、ウェットは重量で9%減の328t、金額で6.2%減の7億4,417万円、合計は重量で8.3%減の512t、金額で2.9%減の24億3,911万円。

 

▼以下略

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