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2025年7月23日
24年度チーズ総消費量、5年ぶり増加
国産割合は14.8%、0.5ポイント減少
2024年度のチーズ総消費量が、5年ぶりに前年を上回った。農林水産省のチーズ需給表(速報値)によると、24年度の総消費量は32万6,415tで前年度比3.5%増。複数回の価格改定を背景に、19年(35万5,469t)以降減少が続いていたが、ようやく下げ止まった印象だ。
総消費量の内訳は、ナチュラルチーズ(NC)消費量が4.8%、プロセスチーズ(PC)消費量が1.4%それぞれ増加。国産NCの生産量は、前年度を0.5%上回る4万5,372t。PC原料用が2.6%減、それ以外は3.9%増となった。NCの輸入量は4.0%増の25万3,047t。
また、PCの国内生産量は、前年度を1.3%上回る11万5,220t、PC輸入量は2.8%増の7,472t。このほかチーズ消費量全体に占める国産の割合は、前年度を0.5ポイント下回る14.8%となった。
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