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日刊食品通信
2025年7月18日

ダイドー中島社長「自販機の事業継続可能に」


 (大阪)ダイドードリンコは、自販機事業の持続可能性を追求する取り組み「スマート・オペレーション」について、直営自販機への導入が完了。共栄会自販機、ダイナミックベンディングネットワーク傘下社が運営するアサヒ飲料自販機への導入を順次進めているところだ。今後の展開について、中島孝徳社長に聞いた。

 自販機はオーバーストアで設置台数はかなり前からピークアウトしているものの、既に社会インフラとして定着しているという以外の点で、これから見直されてくるのではないか。国内は少子高齢化で働き手不足の課題がある。自販機を1つの店舗として捉えた際、様々な店舗チャネルがあるなかでも、無人で販売できる自販機は課題解決の選択肢になる。電力使用量の少なさや、かなりコンパクトな占有面積で店舗運営ができることも、自販機が提供できる価値だろう。

 これからも自販機の価値を高め、事業としてのサステナビリティを追求していくために、デジタル技術を活用し効率化を実現した、当社独自の自販機オペレーションである「スマート・オペレーション」体制を構築している。この強みを時代に合わせてさらに進化させ、圧倒的なものにすることで、事業継続を可能なものにしていく。

 オペレーターの廃業が増え、自販機業界自体が持続可能性の危機にある。

 

▼以下略

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