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2025年7月16日
上期の缶ビール、500mlがけん引
節約志向の高まりが影響か
上期(1~6月)の容器別ビール販売実績では、缶が数量ベースで0.5%前年を上回るなか、500ml缶が1.2%増と最も伸長していたことが本紙の調べでわかった。また、1~3月の販売数量が値上げ仮需含みで、ほぼすべての容器が2ケタ増となった反面、4~6月はその反動で全容器が2ケタ減となるなど、4月の値上げを境にした需要の変動が浮き彫りになった。
上期の容器構成比は、缶が前年同期を0.6ポイント上回る60.7%、業務用樽が0.3ポイント下回る29.1%、びんは0.2ポイント下回る10.2%だった。缶の内訳は、350mlが41.6%(前年同期41.3%)、500mlは18.2%(18%)、びんは中びんが6.8%(6.9%)、大びんは2.5%(2.7%)だった。また、数量ベースの前年同期比は、350ml缶が100.5%、500ml缶が101.2%、缶計で100.5%。そのほか、業務用樽が98.6%、中びんが98.8%、大びんは93.2%だった。
四半期別に缶の動きを比べると、1~3月の500ml缶の販売数量は116%と、350ml缶の120.7%を約5ポイント下回っていたが、4~6月は89.7%と350ml缶の86.6%より約3ポイント、減少率が小さかった。
▼以下略
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